大小10本以上の活断層のある富山・石川エリア
富山県ち石川県のまわりには大きな地震を起こす可能性のある活断層がたくさんあるのをご存知でしょうか?
その数は大小10本以上となっています。
代表的なものから挙げていきますと、
邑知潟断層帯:石川県の中部 想定規模M7前後
森本・富樫断層帯:金沢平野の南東の縁 想定規模M6.7前後
砺波平野断層帯:砺波平野の北西縁 想定規模M6.8前後
呉羽山断層帯:富山平野の西縁 想定規模M6.9前後
魚津断層帯:飛騨山脈の北西縁から富山平野の東縁 想定規模M6.8前後
庄川断層帯:両白山地と飛騨高地の境界 想定規模M7.2前後
ざっとこれだけあります。これらの断層は生きており、いつ来てもおかしくない状態であることは周知されていないように思います。当サイトをご覧になった方だけでも周知していただけたら幸いです。
発生した際の例
邑知潟断層帯:石川県の中部 想定規模M7前後 が発生した場合の震度の状況をご覧下さい。
北陸新幹線や能越自動車道など交通の要所が広く震度7または6強の強い揺れに襲われることになります。
富山市内でも震度6弱以上の揺れとなります。
山間部でも大きな揺れとなるので落石等が多く発生する可能性があります。
能登半島の群発地震が富山湾に移動した場合
石川県能登での群発地震が続いていますが、震源が東方向に移動し、能登半島沖または富山湾で大きな地震を発生させる可能性があります。
その場合は津波被害が出る可能性があるので注意が必要です。
出来ることをしよう!まずは備蓄
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減災のために
震度5弱以上の想定がされている場所に住んでいる方は、家具の固定、建物の耐震の確認、避難場所の確認などをしておくことで、いざという時にスムーズに行動することが出来ます。
南海地震や東海地震ほどの確率ではなくても、絶対ないというものではありませんので。
見て知りリスクを理解することが最大の防御です。
このような地震の可能性があることの周知の為に記事の拡散をしていただけると幸いです。
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