南海トラフ巨大地震が発生した際に日本で起こる出来事と生き残る方法

南海トラフ巨大地震(M8~M9.5)が発生した場合、我が国日本はどのような影響を受けるでしょうか?
発生から発生直後、その後について想定されている日本への影響についてまとめてみようと思います。

政府の地震調査委員会は2022年1月13日、南海トラフで40年以内にマグニチュード(M)8~9級の地震が発生する確率を、前年の「80~90%」から「90%程度」に引き上げています。もういつ来てもおかしくない南海トラフ巨大地震についてご紹介します。

画像引用元 大阪管区気象台
目次

南海トラフ巨大地震発生

南海トラフ巨大地震が東日本大震災と同じM9で発生したとします。
震源地は和歌山県沖

宮崎県から静岡県の沿岸部は震度7から震度6弱の猛烈な揺れに襲われます。
揺れは3分ほど続き、耐震構造をしていない木造建築は倒壊します。

大阪湾や瀬戸内海には発生ほどなくして大津波が襲来します。
最短で2H以内に大阪に津波第一波が到達、淀川を津波が上り淀川が決壊した場合は、梅田の街の浸水は5mを超える恐れがあります。
大阪府 南海地震 震度 津波などの想定
大阪湾沿岸は浸水し、梅田の街も2mの高さで浸水し多数の犠牲者が出ると想定されています。
大阪梅田駅/大阪駅は災害時にどうなってしまうのか?

大阪で想定されている犠牲者は最悪のもので13万人とされています。これは21人に1名が亡くなる計算です。

【和歌山県の場合】
南海トラフ巨大地震の津波シミュレーション動画
県が津波シュミレーションを公開していますが、動画の通り最大30mの津波が沿岸を襲います。
山間部では地震の揺れで地崩れが起こり、避難が困難になっている可能性もあり、非常に混乱することが想定されています。
和歌山県内では沿岸部を中心に10万人近くが犠牲になる可能性があります。これは県内で9人に1人が亡くなるという非常に大きな数です。

【三重県の場合】
鳥羽市などでは最大震度7 津波の高さも27m 到達まで11分となり、多数の犠牲者が出ると想定されています。
三重県内の犠牲者は4万名と想定されています。

【高知県の場合】
最大クラスで南海トラフ巨大地震が発生した場合、高知県内26市町村が最大で震度7を記録する猛烈な揺れに襲われ、それ以外の8市町村でも震度6強の揺れに見舞われると想定されています。
高知県東部では最大5分程度は揺れを感じる事になるとのことです。
最大で35mの大津波が土佐清水市や黒潮町を襲います。
県内では5万人から7万人の犠牲者が出ると算出されています。
これは高知県の人口換算ですと10人に1人が亡くなってしまう計算になります。

【九州の場合】
宮崎県沿岸には大津波が到達し被害が出ると想定されています。
震源が西に寄るだけ被害が大きく拡大されます。
和歌山県沖で発生した場合でも、震度6強の可能性があります。

【愛知県の場合】
最大震度7を記録する地域がかなりあり相当の被害が出ると想定されています。
最大で23000名が犠牲になると想定されています。
名古屋市港区では最大震度7 津波の高さ最大で5m 到達まで100分
豊橋市は最大震度7 津波の高さ最大で19M 到達まで9分

【静岡県の場合】
非常に大きな揺れと大津波の影響があります。
静岡市清水区は最大震度7 津波の高さは最大で11m 到達まで2分
沼津市は最大震度6強 津波の高さは最大で10m 到達まで4分
熱海市は最大震度6強 津波の高さは最大で5m 到達まで24分
などと想定されており、県内の犠牲者は10万人を超えると想定されています。

【東京の場合】
23区内は震度5強以上の揺れとなります。揺れは長く5分ほど揺れる可能性があります。
東京都港区では最大震度5強 津波の高さは最大で3m 到達まで200分
東京都中央区も最大震度5強 津波の高さは最大で3m 到達まで190分
このように沿岸部は津波の襲来が想定されており、浸水の危険性が高いです。

南海トラフ巨大地震発生による直後の犠牲者
32万人
【とにかく生き残る事!】



下のリンクは非常食や非常用のバックです。
日本の殆どの地域が被災する南海トラフ巨大地震では自衛隊の災害派遣も行き届くまで時間がかかる可能性が高いです。やはり自助努力が必要なのです。出来れば1ヶ月ほど分の備蓄をしましょう。

電気も水道もガスもインターネットも使用不可、トイレも地獄そのために簡易トイレの用意も必要です。

南海トラフ巨大地震発生後の日本

日本の経済損失
1410兆円
【復興する為のお金がない日本】
復興するためのお金がないという見事な負け組への転落が予想されます。
南海トラフ一発で経済大国から貧困国へ一直線です。

認めたくない人もいるでしょうが、1410兆、仮に半分の700兆で済んだとして、そのお金をどこから持ってきますか?
復興が遅れれば遅れるほど「円」の価値は待ったなしで剥落しますし、足長おじさんのような国など存在しないので日本だけでどうにかしなければいけません。

経済破綻したとしても預金はペイオフで返ってくるとは思います。1000万円。
しかしその1000万円が地震前の1000万円と同じ価値かどうかといえば否です。



【南海トラフ巨大地震 日本経済の関連記事】
「自然災害→経済破綻」その後どうなるのか 最悪のシナリオ

巨大地震リスクを抱えながら「東京一極集中」を解消しない日本の思考停止

南海トラフ巨大地震&富士山噴火で日本デフォルトの可能性

南海トラフ巨大地震の経済損失が1400兆円
富士山が宝永噴火と同等の噴火をした場合の経済損失が2.5兆円
南海トラフで西日本が完全麻痺、富士山噴火で東海&関東が麻痺
当然ネットも使えず、海外の投資家の仕掛けによって日本人は大きな損失を受ける可能性あり
東証が取引停止しても日本人が多く投資している債権や為替などがガッツリ操作されてアクセスできない投資家はアウトでしょうね。

この1000兆円というレベルの損失は取り返しのつかない損失ですね
最悪日本はデフォルトとなるでしょう。

地震保険未加入だと全て失う可能性大

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動画バージョン

当記事の動画バージョンです。ミルシルズではブログとyoutubeで展開することで記事を広く伝える事が出来ればと思っています。動画作成はまだ素人ですが、ご容赦ください。

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