名古屋市から琵琶湖東岸エリアまでが壊滅的な被害を受けるかもしれない、養老-桑名-四日市断層帯で発生する大地震

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長さ60kmにおよぶ断層の活動で大災害に

養老-桑名-四日市断層帯は岐阜県垂井町から三重県桑名市を経て四日市市まで伸びている活断層です。

その活動度は高いとされており、いつ大地震が起こってもおかしくない活断層です。

大地震が起こった際の想定される規模はM7.2前後とされています。

画像引用元 J-SHIS 地震ハザードステーション

画像で見ても分かるように伊勢湾河口部から琵琶湖東岸までが激しい揺れに見舞われる事になります。

名古屋駅周辺でも震度5強以上の揺れとなり四日市市内は震度7から6強、彦根や米原でも震度7の強い揺れになる可能性が高いです。

新幹線や高速道路に大きな被害が出る可能性もあり、地震が発生した場合は長期間の物流の混乱が起こる可能性が大です。

山間部も大きな揺れに見舞われるため、斜面の崩落が多く起き、復旧に時間がかかる可能性が高いです。

減災のために

震度5弱以上の想定がされている場所に住んでいる方は、家具の固定、建物の耐震の確認、避難場所の確認などをしておくことで、いざという時にスムーズに行動することが出来ます。

南海地震や東海地震ほどの確率ではなくても、絶対ないというものではありませんので。

見て知りリスクを理解することが最大の防御です。

このような地震の可能性があることの周知の為に記事の拡散をしていただけると幸いです。

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