前回のテーパリング時の個別銘柄の動き キーエンス(6861)編

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前回のテーパリング

リーマンショックの影響で行われていた3回の量的緩和に対して行われた2014年1月から10月の金融引締策です。
2013年5月に突如としてFRBのバーナンキ議長がテーパリング発言を行い市場が混乱しました。
この混乱を「テーパータントラム」と言います。

ミルシルズでは今年中にも開始される可能性のあるテーパリングの前に前回のテーパリング時の個別銘柄の動きを追ってみようと思います。
今回はキーエンス(6861)です。
今や時価総額でトヨタ自動車に次ぐ国内2位企業まで登りつめたキーエンスの2013年から2014年を振り返ってみようと思います。

キーエンス(6861)の2013年-2014年 テーパリング期間の動き

5月のFRBバーナンキ議長の発言による影響でキーエンス(6861)の株価は短期間で8337円から7215円へ大幅下落しました。

しかし、2013年は日経平均全体が強かった時期(アベノミクスのおかげと言われていますが外的な影響が大だったと思う)でもあり、テーパリング開始の2014年1月始めには11550円まで株価は上昇しています。

その後テーパリング期間に入りテーパリング期間の丁度半分に差し掛かった時点で9023円の安値を付けます。
しかしテーパリング終了間近の9月の終わりには12025円まで値を戻しています。

テーパリング後期には今後の利上げやそれによるドル高が想定出来る事から、円安で大きなメリットを享受出来る日本企業の株価は上昇しました。
実際の利上げは1年後の2015年12月まで発表されませんでしたが、為替は実際にドル高円安となっていました。

今回のテーパリングでキーエンスはどうなる?

今後行われるテーパリングでキーエンスの株価はどのような影響を受けるかですが、基本的には下落場面があると思います。
そして前回同様テーパリング期間の半ばで安値を付け、そこからは円安期待などから株価は上昇に転じると思われます。
テーパリング開始に関するショックも前回ほど大きくはならないと思います。
さすがにこれだけ小出しにすれば、織り込まれると思います。

あとはテーパリングの期間がどのようになるのかですね。急激な緊縮はそもそもテーパリングとは言わないので前回同様緩やかになると想定していますが、想像を超える急な緊縮となった場合は、下落場面の値動きは大きくなるかもしれません。

11月以降のFOMCに要注目です。

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