米国の銀行破綻　株価下落が続くチャールズ・シュワブが続いたらヤバい！顧客資産7兆ドル！　

2023年3月14日

顧客資産７兆4000億ドル（約983兆円）の巨大銀行の株安がヤバい

シリコンバレー銀行、シグネチャーバンクの破綻で金融不安に揺れる米国ですが、これら２つの銀行など相手にならない巨大企業の株価が大きく下がっている事をご存知でしょうか？

そんな巨大企業が潰れてしまうのでは？という噂がネット界隈で囁かれています。

その企業とはチャールズ・シュワブです。
1971年創業のオンライン取引を中核とする証券会社であるチャールズ・シュワブの株価が大きく下がっているのです。
同社の証券ポートフォリオの期間の長さが米国債中心で破綻したSVBに似ているという連想売りが出ているようですね。
また預かり資産も低下しているということも嫌気されているようです。

下落率は1ヶ月前を基準として28%と大きなものとなっています。

取り付け騒ぎには至っていないようなのでまだ安心でしょうが、この会社が破綻するような事になれば顧客資産7兆を超える大型金融会社の破綻となり、リーマンショック並の金融ショックになってしまいます。

一応ですが、注視しておいたほうがいいと思います。（大丈夫だと思いますが）

大丈夫だと言える理由は同社の手元のキャッシュフローは1000億ドルあり、連邦住宅貸付銀行（ＦＨＬＢ）などの短期ファシリティーから段階的に引き出せる額はゆうに3000億ドルを超えており、同社銀行の預金のうち80％以上は連邦預金保険公社（ＦＤＩＣ）の保険が適用されているからです。