春のはしりの旬は体調を整える優等生ばかり
3月が旬の食材の紹介とその効能を紹介してみたいと思います。
- 明日葉
- うど
- かぶ
- からしな
- カリフラワー
- クレソン
- せり
- 菜の花
- にら
- ブロッコリー
- みつば
- ゆりね
- わらび
さっと挙げてみましたが、バラエティー豊かですね。
効能ですが、明日葉であれば根が朝鮮人参の代用品に使われているように滋養強壮作用のある野菜です。
うどは抗酸化作用のあるクロロゲン酸や新陳代謝を高め疲労回復を促したり有害物質を体外に排出させるアスパラギン酸、血行を促進させるジテルペンアルデヒドを含んでいます。
かぶの根の部分は胃もたれや胸やけなどを改善するアミラーゼを、葉の部分は体内でビタミンAに変換されるβ-カロテンを多く含んでおり、免疫機能に働きかけてくれます。またビタミンCやカルシウムやカリウムを多く含んでいます。かぶの葉は捨ててしまうという方がいますが、実は葉のほうが栄養価が高かったりします。
からしなも先述のβーカロテンやカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富な野菜です。特筆すべきなのは葉酸を豊富に含んでいるため、葉酸が不足しがちな妊婦さんには積極的に採っていただきたい野菜です。
カリフラワーにはビタミンCが豊富に含まれており疲労回復に効果を発揮します。またカリウムが豊富なので血圧が高い方には助っ人となってくれる野菜です。
クレソンには先述のβ-カロテンやカリウム、ビタミンA、ビタミンCが含まれておりマルチな能力を発揮します。
せりもβ-カロテンが豊富な野菜です
菜の花にもβ-カロテンが多く含まれており、葉酸やビタミンCも多く含まれているので妊婦さんの食事にぜひとも取り入れてほしい野菜です。妊娠初期に菜の花を食べることで胎児の神経管閉鎖障害の発生のリスクを低下させてくれます。
にらにも大量のβ-カロテンが含まれており免疫機能に働きかけてくれます。また特有のニオイのもとであるアリシンは疲労回復や滋養強壮を担う効能があります。
ブロッコリーは実はレモンよりビタミンCを多く含んでいる野菜です。またがん予防に効果のある物質であるスルフォラファンを含んでいます。
みつばは日本産のハーブです。イライラを解消し精神を安定させてくれる効果があります。カリウムやβ-カロテンも豊富です。
ゆりねはカリウムを大量に含んでいるので高血圧の方にはありがたい野菜です。
免疫を高める効果が高い3月旬の野菜たち
栄養素や効能を並べてみるとβ-カロテンなど免疫力に働きかけてくれるものが多いですね。
免疫力=健康維持力ですから、3月旬の野菜は非常に効果のある素晴らしい野菜たちと言えると思います。
積極的に新鮮な野菜を取り入れて元気に春を過ごしたいですね。