沖縄周辺で起こった過去の大地震と傾向、そして危険な場所

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過去の沖縄周辺の大地震

沖縄地方で起こった過去の大地震ですが、M7以上の地震が最後に発生したのは
1958.3.11(昭和33年)に発生した、石垣島北東沖M7.2です。
この地震では石垣島で死者1、宮古島で死者1が出ています。

そして明治~令和の中で最大規模だったのが、
1911.6.15(明治44年)の喜界島近海M8.0です。
この地震でも死者1名が記録されています。

更に過去に遡ると、
1771.4.24(明和8年)の八重山・宮古諸島のM8.5です。
この地震では大津波が発生し死者12000人が出たとされています。

沖縄周辺で起こる地震の傾向

沖縄周辺で起こる自信の傾向としては
主に南西諸島海溝付近などの沖縄本島から離れた海域の地震と、陸域や沿岸部の浅い場所で発生する地震と、沖縄トラフ沿いの比較的浅い場所で発生する地震とに分類されます。

沖縄本島では大き目の地震は発生するものの震災と呼ばれるレベルのものは発生していません。
(本島周辺での最大は1791.5.13(寛政3年)のM8の記録があり与那原で11mの津波が観測されています)

今後発生する可能性がある地震の規模と危険なエリア

今後巨大地震が発生するとしたらおそらく史実と同じように南西諸島周辺や八重山地方だと思われます。
宮古島・石垣島・小浜島・西表島など沖縄の離島に旅行する際には大きな地震のリスクも頭に入れておくことで減災に繋がると思います。

画像引用元 J-SHIS 地震ハザードステーション

上の画像は沖縄エリアの活断層の場所を示したものです。
目立つものとしては宮古島まるごとカバーする断層がある点です。
その名も宮古島断層といいます。
この地域では今後少なくともM7.2以上の大きな地震が発生すると考えられています。
その際は宮古島全体が震度6弱以上の揺れに見舞われると想定されています。

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