企業のガバナンスどうこうってどこを見ればいいのって人に

会社の株価が安値で放置されている原因に【企業のガバナンス】ってよく聞きますよね
基本的に企業価値を高めるための取り組みの事を指すのですがそれだけじゃ分かりにくい
なら決算書で見てみようとなるわけですが、以下のような財務分析を使います。
その企業の財務的な安全性を図るものなので覚えておくといいと思います。

財務分析の指標

財務分析の指標

貸借対照表(バランスシート)

流動資産と流動負債の比較

流動比率(Current Ratio): 流動資産 ÷ 流動負債

流動比率が1以上であれば、流動資産が流動負債をカバーしていることになります 。一般的には1.5以上が望ましいとされていますが、業界や企業の特性によって異なることがあります。

純資産

純資産(株主資本): 総資産 – 総負債

純資産がプラスであることは、会社が負債よりも資産を多く保有していることを示し、財務的な健全性を示します。純資産がマイナスの場合、企業の財務状況が悪化している可能性があります。

損益計算書(P/L)

営業利益

営業利益率: 営業利益 ÷ 売上高

営業利益が安定しているか、増加している場合、企業の本業が健全であることを示します。営業利益率が高いほど、本業の収益力が強いといえます。

売上高

売上高の成長率: (今期の売上高 – 前期の売上高) ÷ 前期の売上高 × 100

売上高の推移を見ることで、企業の成長性や市場での競争力を確認できます。持続的な成長が見られる場合、企業の市場シェアが拡大している可能性があります。

キャッシュフロー計算書

営業キャッシュフロー

営業キャッシュフローがプラスであれば、企業が本業から現金を生み出していることを示し、業務の健全性を示します。営業キャッシュフローが安定しているか、増加しているかを確認します。

フリーキャッシュフロー

フリーキャッシュフロー: 営業キャッシュフロー – 設備投資

フリーキャッシュフローがプラスであれば、企業は投資や借入金の返済に充てる余裕資金を持っていることになります。マイナスの場合、企業が成長のために多くの投資を行っているか、営業キャッシュフローが不足している可能性があります。

これらの指標を総合的に評価することで、企業の財務状態や経営の健全性を把握することができます。企業のビジネスモデルや業界の特性も考慮に入れると、より詳細な分析が可能です。

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