アメリカ、2022年北京冬季オリンピックのボイコットを示唆!友好国との協議にも言及

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米中関係の悪化

米中関係の悪化が冬季オリンピックのボイコットとスポーツ分野にまで飛び火してしまいました。
米国務省のプライス報道官が6日の記者会見で、2022年の冬季北京オリンピックのボイコットについて直接言及しました。噂ではなく政府の広報部門が直接言及したことで悪化しつづけている両国の関係にも大きく影響しそうです。

新疆ウイグル自治区の大量虐殺疑惑や香港問題など様々な国内事例で露呈している人権問題が直接の原因とされていますが、トランプ大統領時代から継続した対中国という国策だと思われます。

日本にも影響する可能性

プライス報道官の会見で「友好国との協議」という文言があったように、日本にも影響が出てきそうです。

【対中国制裁に消極的な日本に対する牽制】
日本は対中国制裁については消極的な態度で終始しています。
現状では大量虐殺問題や人権問題に対して「深刻な懸念」という言葉を使い逃げている状態です。
貿易パートナーという「蜜月」的な関係、軍事的な圧力を受けているという負の部分が複雑な形で入り組んでいる日中関係は今後さらに複雑化していく可能性があります。
対中国制裁に積極的なアメリカとヨーロッパ各国からの圧力を受ける可能性が高まっています。

過去のオリンピックボイコット

【1948年イギリス・ロンドンオリンピック(夏季)】
日本・ドイツが参加資格剥奪 これはボイコットではなく、第二次大戦の懲罰的な意味合いが大きかった

【1948年スイス・サンモリッツオリンピック(冬季)】
日本・ドイツが第二次大戦の懲罰で排除された

【1952年フィンランド・ヘルシンキオリンピック(夏季)】
台湾の参加に抗議して中国がボイコット

【1956年オーストラリアメルボルンオリンピック(夏季)】
第二次中東戦争(スエズ動乱)の影響でエジプト、イラク、レバノンがボイコット
ソ連のハンガリー侵攻への抗議でオランダ、スペイン、スイスがボイコット
台湾の参加に抗議して中国がボイコット

【1976年カナダモントリオールオリンピック(夏季)】
南アフリカのアパルトヘイト政策にIOCが不干渉だったのが発端でボイコット問題が発生
アフリカ22カ国がボイコット(主導したのはタンザニア)
中国も台湾の出場に抗議しボイコット

1980年 ソ連モスクワオリンピック(夏季)
ソ連のアフガニスタン侵攻の影響で西側諸国がボイコット
アメリカ、日本、韓国、西ドイツ、中国、イラン、サウジアラビアなどが不参加

モスクワオリンピックの際は米国からの圧力に屈した日本政府と五輪に参加したいJOC側で対応が分かれる不均衡な状態がしばらく続いていました。
JOC総会には当時の官房長官も出席し、挙手型の投票が行われ、参加に投票した委員の属する競技には今後、予算を分配しないという近代民主主義国家にはありえない惨めで無様な醜態を全世界に示しました。

【1984年 米国ロサンゼルスオリンピック(夏季)】
米国のグレナダ侵攻の影響で東側諸国がボイコット
前回のモスクワオリンピックボイコットの報復という形が1番近い

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