女子プロレスと聞いて、真っ先に浮かぶのはクラッシュギャルズ(長与千種&ライオネス飛鳥)だったりビューティーペア(ジャッキー佐藤&マキ上田)だったりする人は多いと思いますが、この2つのコンビを生み出した全日本女子プロレスのように現在の令和の時代に盛り上がっている女子プロレスの団体があるのをご存知ですか?
それがスターダム(STARDOM)です。
スターダムのアイコンであり女子プロレス界のアイコンとも言える岩谷麻優選手
デビュー3年で女子プロレス大賞を獲得したジュリア選手
パンクラスで浅倉カンナ選手に勝利し、総合格闘技の殿堂UFCでも日本人女子で初めて勝利した実績を持つ朱里選手
など、個性豊かな美しきファイターがしのぎを削っている女子プロレス団体がスターダムです。
そんな個性派揃いのスターダムにはある覆面レスラーがいます。それが、
スターライト・キッド選手です。
覆面レスラーだけど素顔系!
スターライト・キッド選手の面白いところは覆面レスラーなのに、素顔出しの多いところですね。
全部は出していませんが、口元を隠すだけのものが多いので、素顔が想像できてしまいますね。
ファンの間でも話題になっており、キッちゃん(スターライト・キッド選手の愛称)美少女説となっています。
スターライト・キッド選手の試合は熱い!
小さくて可憐なイメージのスターライト・キッド選手ですが、試合は激しく熱いです。
ミルシルも会場で観た試合なんですが、スターライト・キッド選手と中野たむ選手の熱い試合です。
序盤のヘッドシザースからのタイガースープレックスのムーヴは本当に素晴らしいです。
男性のプロレスしか観ていない方も唸ってしまうのではないでしょうか?
新日本プロレスのジュニア戦士達もここまではやりませんからね。
感情むき出しのファイトは観ているファンの心を鷲掴みにするには十分なものでした。
これからも対中野たむは平成の女子プロレス名勝負数え歌となっていくと確信しています。
対ジュリア戦も最高の試合でした。
雪崩式のカサドーラ(カサドーラはメキシコ・ルチャリブレ発祥のテクニカルな技)などスターライト・キッド選手の素晴らしいテクニックが見られました。
荒々しく感情をあらわにするファイトが売りのジュリア選手とも見事に噛み合いましたね。
ジュリア選手も綺麗な試合ばかりで正直つまらないというイメージを持っていたということですが、試合後のコメントでも分かるように、スターライト・キッド選手の熱さの部分を感じる事が出来たようですね。
最後のマスク剥ぎは賛否両論ありますが、「もっともっと命をかけろ」というジュリア選手のメッセージだったのかもしれませんね。「お前となら同じくらいのものをかけてもいいぞ」というメッセージでもあると思います。
今後のスターライト・キッドvsジュリアにも注目ですね。
スターダムのアイドルからスターダムの未来へ
スターライト・キッド選手といえばスターダムではアイドル的な位置にいて「みんなの妹」的なキャラでした。
主張できるしっかりした1人のレスラーへと進化したスターライト・キッド選手というイメージに変わりました。
アイコンを超えていけ!スターダムの空虎 スターライト・キッド
スターライト・キッド選手に対してミルシルが勝手に夢を見ている事があります。
それは【岩谷麻優選手にシングルで勝利】という夢です。
スターダム内のユニットである「STARS」のリーダー岩谷麻優選手は偉大な先輩であり、超えなければいけない相手です。
余談ですが、最近ウマ娘プリティーダービーをプレイしたり、アニメを見ていると、岩谷麻優選手が「シンボリルドルフ」スターライト・キッド選手が「トウカイテイオー」に見えてくるんですよね。
憧れで超えたい相手。素敵な関係です。
岩谷麻優選手も負ける気はないでしょうけど、この子に超えて行ってもらいたいという気持ちがあるんじゃないかと思います。
プロレスは筋書きのあるスポーツで様々な都合が入り乱れて興行が成り立っていますが、興行的な意味以外で岩谷麻優選手を超えるスターライト・キッド選手を見てみたいとミルシルは思っています。